娘のアレルギー日記「悶々とする日々」
卵ボーロ1粒がなかなか進まない日々…
このままずっとアレルギーが続いたらどうしよう…
悶々とした日々が続きます。
食事は相変わらず代わり映えしない和食中心の、毎日同じようなメニューのローテ。
たまに外食をしたくてもお店も限られてしまう。
そしてサークル仲間との時間が次第にストレスになってきていました。
アレルギー持ちはうちの娘だけ。
離乳食が始まった頃から、サークルのついでにみんなでご飯という流れになってきていました。
子ども達は自由に動き回るので、ご飯が手についている状態で娘に触ってきます。
娘が食べるものを興味津々に触ろうとします。
でもその手には卵が付いている!
慌てて避けたり除けたり、ヒヤヒヤが止まりません。
サークルの仲間には娘のアレルギーのことを都度話していましたが、「大変だね」位の反応でした。
ふと、お兄ちゃんの時のことを思い出しました。
一緒に過ごすグループがあり、食事も一緒によくしていました。
ただ、その中のひと親子がいつも食事になると「うちは帰るね〜」と帰っていくのでした。
今思うと、その子は卵と乳のアレルギー持ちでした。
そのお母さんはあまりアレルギーのことを言わなかったのですが、今の私と同じ状況で帰っていたのだと理解しました。
そして同時に、「もっとアレルギーのことを分かってあげてたら」と後悔しました。
もっと寄り添ってあげたり、助け合えたのかもしれない…
サークルでの食事へは次第に行かなくなりました。
ヒヤヒヤしてその場がどんどん嫌になってしまい、擦り減っていく自分に疲れてしまっていました。
クリスマス会の企画も、おやつを食べる時間があって行くのをやめました。
孤独、分かってもらえない悲しみ、娘を不憫に思う気持ち、どうにもできない絶望感、色んな負の気持ちに押しつぶされそう。いえ、押しつぶされていました。
家で娘とゆっくり過ごす時間、娘の笑顔が唯一の救いだったかもしれません。