娘のアレルギー日記「アレルギーと分かってからの日常」
娘のアレルギーが分かってからというもの…
うちの食卓からは卵が消えた。
というのも、卵をかき混ぜるだけで空気中にアレルゲンが飛ぶらしい。
そして抱っこしながら料理をするのに、生卵がもし娘についてしまったらと思うと…
兄が卵を食べて汚れた手で妹を触ったら…
逆に娘が手を出してしまったら…
色々考えて気にして、神経を尖らせることに疲れてしまった。
イライラにもつながってしまった…
なので、「卵をしばらくお休みにしよう!」と決めた。
決めたら気持ちが楽になった。
小麦もうちの食卓から登場が少なくなった。
うちは外食も好きで、平日はしっかり家で作って食事、休日は外食にしている。
離乳食前の娘を一緒に外食に連れていくと…
興味津々で、お手拭きを舐め舐め、もらったスプーンを舐め舐め、お皿を舐め舐め、
とにかく色んなもの口に入れる…
すると、だいたい口のまわりが赤くなったり、ぶつぶつがでてくる…
すぐに取り上げて、口の周りを綺麗に拭くけど、なかなか湿疹が治らない…
でも外食には行きたい…
いつもなるべく触らせないように、うちから何かしら持参して凌いだ。
お好み焼き屋やオムライス、親子丼、うどん屋さんでは湿疹がひどく出てしまい、行けれなくなった。
アレルゲンがたくさん飛んでいるよね…
夫ともアレルギーの知識の違いで温度差が出てきて、喧嘩してしまったこともあった。
とにかく、私がピリピリしてしまい、我が子に何かあったらと思うと気が気じゃなくて人にも預けれなくなってしまった。
義母はこっそり息子にお菓子を食べさせてしまう人だったし、
実母にも「神経質になりすぎじゃない?」と言われ、誰にも預けることができず、
「私がこの子を守る」
「ひとりで育てる」
と覚悟もした。
孤独だった。